Q&Aテスト

地球温暖化とは?
温室効果ガスが増え過ぎると、地球に蓄えられた熱が宇宙に放出されず、地表にたまりすぎて地球の気温が上昇する現象です。我々の身近な出来事として、地球全体の気候が変化したり、異常気象の発生頻度が高まるというのは、毎年感じられているのではないでしょうか。
ゼロエミッションとは?
例えると、リサイクルを徹底することにより、最終的に廃棄物をゼロにしようとする考え方です。異業種の連携により、ある産業では廃棄物となるものを、別の産業で原料として使い廃棄物を社会全体で利用しつくそうとするものです。
BCPとは?
Business continuity plan の頭文字を取った略語の事で、日本語では「事業継続計画」と呼称されています。災害などの緊急事態における、企業や団体の事業継続計画のことで、自然災害やシステム障害など、危機的な状況に遭遇した時に損害を最小限に抑え、重要な業務を継続し早期復旧を図ることにあります。
省エネとは?
「省エネルギー」の略で、限りあるエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。しかし、日本のエネルギー基本計画では省エネも再エネ、原子力、火力に続く第4のエネルギーと位置づけられており、省エネの重要性について日本の省庁はふれています。
SDGsとは?
Sustainable Development Goals の略語で、日本語では「持続可能な開発目標」。
でもピンと来ない方が多いと思います。そこで、賛否両論あるかと思いますが、「将来の次の世代へ胸を張って手渡すことのできる社会づくり」のために、17の目標と169のターゲットで構成された指針とご理解頂けると幸いです。
GHGとは?
GreenHouse Gas の略語としてGHGと呼ばれています。温室効果ガスを意味します。
大気圏にあり地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体のことです。水蒸気、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどが該当します。その中で、約70%近くがCO2(二酸化炭素)で、社会・経済活動や人々の生活により排出されたものです。
レジリエンスとは?
最近使われている言葉で、“災害レジリエンス”という言葉があります。これは、災害に対する対応力という意味で、外からのリスクやストレス、衝撃に対して対処する能力を言い、別な言い方では、対応力、回復力、復元力、強靭さを意味するものです。
RE100とは?
「Renewable Energy 100%」の略称で、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする、国際的イニシアチブを示します。具体的には、2050年までに事業活動に使用するエネルギーを、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで100%調達する目標を掲げている企業・団体が、RE100に宣言するということです。
EV100とは?
「Electric Vehicle 100%」の略称で、2030年までに事業活動での移動を100%電気自動車にすることを目指している企業・団体が、EV100に宣言するということです。
自然エネルギーとは?
太陽光や熱、風力、潮力、地熱など自然現象から得られるエネルギーを言います。
太陽光発電とは?
太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式です。ソーラー発電、大規模な太陽光発電所はメガソーラーと呼ばれ、再生可能エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つです。
バイオマス発電とは?
木材や植物等のバイオマス(再生可能な生物資源)を原料として発電をおこなうもので、生物資源を「直接燃焼」又は「ガス化」するなどして発電します。生物資源は、光合成によりCO2(二酸化炭素)を吸収して成長するため、ライフサイクルで見た場合、CO2排出量は実質ゼロになるとされています。
風力発電とは?
風の力でタービンを回して電気に変換する発電方式です。日本では導入可能な適地は限定的であることから、導入の大きな可能性を持つ洋上風力発電が検討されています。
水力発電とは?
水の持つ位置エネルギーを利用して、落水や流水により水力で羽根車を回し、それによる動力で発電機を回して電気エネルギーで発電をおこなう方式のことです。自然条件によらず一定量の電力を安定的に供給可能で、最近では中小水力発電の建設が活発化しています。
火力発電とは?
石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料や廃棄物などの反応熱エネルギーを電力へ変換する発電方法の一つで、安定的に発電できる日本では主流の発電方式です。また、出力の増減を細かく・素早くコントロールしやすいので、電力ネットワーク全体の状況に合わせた運転が可能です。しかし、デメリットとしてCO2(二酸化炭素)を多量に排出するという点から、近年では石炭とバイオマス燃料を混合して燃焼させることでCO2排出量を抑制する試みも進められています。
原子力発電とは?
原子力を利用した発電のことで、現代の多くの原子力発電は、原子核分裂時に発生する熱エネルギーで高圧の水蒸気を作り、蒸気タービンおよび同軸接続された発電機を回転させて発電します。2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画の2030年では電源構成比で20%強の電子力発電が見込まれています。
水素エネルギーとは?
地球温暖化や大気汚染を引き起こす排気ガスを出さない、クリーンなエネルギーです。
電気を使用して水から取り出すことができる他、石油や天然ガスなどの化石燃料、メタノール、下水汚泥、廃プラスチックなどからもつくることが出来ます。またエネルギーとして利用してもCO2(二酸化炭素)が排出されないメリットがあります。
水素エネルギーは、今の時代に取り組むべき最重要課題の一つで、様々な研究開発が進められていますが、実用化までに時間がかかる問題を抱えています。
非化石燃料とは?
薪、炭、家畜糞などが非化石燃料に分類されます。
NAS電池とは?
日本ガイシが世界で初めて実用化したメガワット級の電力貯蔵システムです。大容量、高エネルギー密度、長寿命を特長とし、鉛蓄電池の約1/3のサイズで、長期にわたって安定した電力供給が可能です。大中規模工場・事業所向け再生可能エネルギーの安定化に役立ち、節電対策やエネルギーコスト削減にも期待できるものです。
FIT電気とは?
再生可能エネルギーにより発電された電気が、FIT制度により国が定める価格で電気事業者に固定買取りされた電気のことをいいます。固定買取期間は、太陽光発電の場合10年間です。
卒FIT電気とは?
FIT制度により国が定める価格での買取期間満了後の電気のことをいいます。
期間満了後、売電価格が大きく値下がりするため、自家消費に切替えた事業者も多かった様です。
脱FIT電気とは?
FIT制度による「固定価格買取制度」の国が定める売電価格は下がり続けています。
その一方で、太陽光発電に対する新たなニーズも生まれており、“脱FIT(制度)”に向けた動きも着々と進んでいます。つまり、これまでのFIT制度に頼った売電型のビジネスモデルから新しいビジネスモデルへ移行することを“脱FIT”と表現しています。
地熱発電とは?
地球が地面の奥底にもっている熱エネルギー「地熱」を利用して、発電を行う手法です。
一般的には、地下に掘削した坑井から噴出する天然蒸気を用いてタービンを廻して行う発電です。エネルギー資源としては、CO2(二酸化炭素)の排出量が少なく、地球環境に優しいことが特徴です。